楫取素彦が妻寿を偲び詠んだ歌

楫取素彦が妻寿を偲び詠んだ歌

「今はただ 甲斐こそなけれもろともに 花のうてなに住まんちぎりも」

「そのむかし 今ごろ君にわかれしと 思へば悲し朝げする時」

「春雨の そぼつのきばに七年の ふりし昔をしのびけるかな」