メタボリックシンドローム

メタボリックにも「隠れメタボリック」

皮下脂肪による肥満と、メタボリックは違ます。「隠れ肥満」という言葉を聞いたことがあると思いますが、実はメタボリックにも「隠れメタボリック」があるのです。メタボリックは内臓脂肪型肥満でリンゴ型というタイプに分類され、おへそまわりを測って男性は85cm・女性は90cmと言う基準値で測定しています。おなかだけ出ていて一見痩せて見えることがあるので「隠れメタボリック」に注意しなければいけません。また、お腹周りが基準値満たなくても、リンゴ型か洋ナシ型のうちリンゴ型だったり中性脂肪や血圧、血糖値を調べて値が高いと感じたらメタボリック健診診断を受けた方がよいかもしれません。

メタボリック対策としては、食生活の改善や規則正しい生活習慣、運動の習慣などの日々の努力が必要です。また、2006年厚生労働省が発表した「健康づくりのための運動指針2006」というものがあり、エクササイズの方法や運動によるカロリー消費量などわかりやすく指導されています。メタボリック対策として参考にしてみてください。外見もわかりやすい判断材料ですが、普段の食生活や運動状況などをしっかりと見直し、身体の中から生活習慣病を予防することに努めましょう。