メタボリックシンドローム

メタボリックによって引き起こされる脳血管疾患

メタボリックによって引き起される疾患に脳梗塞や、脳出血などの脳血管疾患があります。皆さんもご存知のように脳梗塞は脳内の血管が詰まって血栓ができ血液が脳に行き渡らなくなる疾患で、脳出血は脳内の血管壁が破れ血液が脳内に広ろがり脳を圧迫してしまい死に直結する事もある深刻な疾患です。

メタボリックはこの脳血管疾患を引き起しやすくすると言います。というのも、内臓に脂肪が蓄積した内臓脂肪型肥満であるメタボリックの体は、コレステロールが高い状態になっていて、また血液もコレステロールが高い状態になっているのです。その血中のコレステロールが血管壁に付着したとき、それを除去しようとマクロファージが集り血管を狭めてしまい、血液の流れ滞らせ高血圧を引き起こしてしてしまいます。

高血圧になると血管の弾力がなくなったり、壁が厚く硬くなってしまい血管を弱らせてしまいます。弱くなったり狭まった状態の血管に、付着していたコレステロールが剥がれて血管をつまらせ脳梗塞になり、血圧によって血管壁が破れ脳出血が起こってしまうのです。

脳梗塞も脳出血も脳細胞にダメージを与え命にかかわりる脳血管疾患です。メタボリックにならないように日ごろの食生活や規則正しい生活習慣を心がけましょう。