病気の症状と治療

咳が長引くときは百日咳(ひゃくにちぜき)かも!

風邪を引いたときによく咳がでますが、これは体内に入り込もうとするウイルスやほこり、煙などの異物を入れないようにするために起こります。

通常は熱が下がり、風邪が治れば咳も出なくなります。しかし、時々咳だけが長引くときがあります。

特に体がだるくなったり、熱っぽい訳でもないのに、咳がなかなかおさまらない!もしかして、肺がんや結核などの悪い病気なのでは?と心配になります。

このような場合、百日咳(ひゃくにちぜき)に罹ってしまったのかもしれません。

百日咳は、百日咳菌という細菌に感染することで起こります。赤ちゃんがよく罹る病気ですが、大人でも発症します。

1か月以上咳が続くようであれば、内科や呼吸器科に行き検査を受けるようにしましょう。

大人の場合、薬を服用すれば治るのでそれほど心配する病気ではないのですが、赤ちゃんや小さいお子さんが感染すると、重篤化することがあります。

周囲に菌をうつさないように配慮する必要があります。