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江戸時代の生活

江戸っ子は初鰹(はつがつお)が大好き!

初鰹(はつがつお)

鰹といえば高知が有名ですね。

鰹のたたきは東京の人もよく食べるので、メジャーな魚であり、旬を感じる魚でもあります。

鰹の水揚げは春から初夏にかけておこなわれ、市場に出始めたころの鰹を初鰹(はつがつお)と呼んでいます。

「初鰹を食べると75日長生きする」といわれ、縁起物としても人気がありました。

鎌倉の魚河岸で水揚げされた初鰹は、早駕籠で運ばれ江戸に届けられました。

やはり鮮度が命!だったのですね。

初鰹は値段が高いので、庶民は切り身を買ったり、ご近所さんと分けたりしていたようです。

鰹や鮪に限らず初物は値段が高いのですが、それを食べることはちょっとした自慢にもなりますし、優越感に浸ることもできます。

江戸っ子は見栄っ張りが多いので、少し無理してでも初鰹を食べるのが粋だったのです。

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初鰹|暮らし歳時記

「目には青葉 山ほととぎす 初鰹」とは、江戸中期の俳人・山口素堂(1642~1716)の作。目にも鮮やかな「青葉」、美しい鳴き声の「ほととぎす」、食べておいしい「初鰹」と、春から夏にかけ、江戸の人々が最も好んだものを俳句に詠んでいます。旬の走りは珍しさが先行して値段も高めで、もう少し待てば盛りになり、味や値段も安定するのですが、

かつおのたたき(薬味やたれ)のレシピ/作り方

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